みかぶしトリビア・リニューアル

三河武士に関する意外な(ちょっとうさんくさいことも含めて)真実。

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トリビア42・戦国時代に「崖の上のポニョ」‥

ponyo

『戦国時代に「崖の上のポニョ」っぽい絵を描いた武将がいる』

(出典・・松平家忠「家忠日記)

今このページを開いた人が一斉に「うそこけー!!」といっているのが聞こえる‥(笑)。

この絵を描いたのは深溝(ふこうず)松平家の4代目、松平家忠という戦国武将です。今年この人の子孫の墓所からお宝が出土して大騒ぎになった(詳しくはこちら)ので、「深溝松平」という名前はご存知の方もいらっしゃるでしょう。

家康配下の武将であったこの人は生前「家忠日記」という日記をこまめにつけており、戦国時代を知る超一級資料となっています。
何より貴重なのはこの日記が写本ではなくご本人直筆の原本で残っていることでしょう。
実はこの人、なかなかお茶目だったらしく、日記中にはご本人が描いたとおぼしき落書きも多々残されております。

上の絵はその中でも一番有名な「人魚の図」というものです。
ある日「琵琶湖で人魚が発見された!」という噂を遠く三河の深溝で聞いた家忠さんが、
「こんなんかなー?」
と想像して描いた絵なんだそうです。

‥人魚というと我々はリトルマーメイドみたいな、腰から下が魚の人間を想像してしまいますが、これはどちらかというと首から下が魚。
‥こ、このフォルムは‥‥‥ポニョ!?

なーんと、400年以上前に日本でポニョっぽい絵を描いた人がいたんですねえ!
(ジブリファンに怒られそうだ)
ま、あくまで「っぽい」ですから!検索で間違って来ちゃった方も広い心でお許し下さい。


‥ちなみに。
このほかにも日記中にはさまざまな落書きが残されております。中には後世の人が勝手に加筆したものもあるそうですが(加筆するなよ‥)、素人目にはわかりませんので、ここではその中でも孔が面白いと思ったものをいくつかご紹介します。

それでは家忠画伯の魅惑の世界へ、あなたもどうぞ!!

sugoroku夫婦で何かのゲームやってるところ?仲良かったんだね、きっと。

gohan今日のご飯。その辺のブログとやってることはあまり変わらない。

geijutu結構芸術的だ。

tori2tori
日記の中でも暇さえあれば狩りや魚とりをしていたことが伺える家忠さん。そのせいか動物は結構上手。

inuま、こんなのもありますが。これは何?‥物憂げな犬。

saru当時は深溝にも猿がいたのだろうか。

huneこんな風に魚獲りしてました。なにげに水の描写が上手い。

oni鬼?なんか現代でも「よい子はここで遊ばない」の看板に描かれてそうなイラスト。
「マンガのような目」は当時からあったんですね~。

kyara2頭の上のキャラが超気になるんですけど!

kyara右の人がいい味出してるね‥。こういう部下がいたんだろうか。

zatugi雑技団?

kiruこういう絵を見ると「ああ、戦国の人なんだなあ」と思う。

horyo捕虜?それとも着物がない人たち??


‥いかがでしたか?
「家忠日記」は本文も信康事件や数正出奔の時のことが徳川の一武将の視点から描かれていて、読んでいるとまるで自分がその時代の武将になったかのような錯覚に陥る面白い日記です(ま、ほとんどはシンプルな記述なんですが)。


今年の秋にはこの日記を収蔵している駒澤大学で家忠日記が全面公開されます(詳しくはこちら)。
興味のある方は見に行かれてはいかがでしょう。

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