みかぶしトリビア・リニューアル

三河武士に関する意外な(ちょっとうさんくさいことも含めて)真実。

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トリビア30・松平清康は叔父をやりこめた部下に褒美をとらせた

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『松平清康は叔父をやりこめた部下に褒美をとらせた』


(出典・たぶん「桜井町史」とって来たコピーに出典を控えておくのを忘れた‥)

久々のトリビアです。今日は最近管理人が異様にはまっている二人‥家康の祖父・松平次郎三郎清康と、その叔父でライバルで後見人・松平内膳正信定についてです。

松平清康といえば宮城谷先生の小説「風は山河より」では少年のような、それでいて鬼神のような、天使のような、会う人全てをひれ伏させる、とにかく大人物として描かれていますが‥。

「三河物語」にはこんなブラックな清康が描かれています。

清康が安祥にいるころ、城内で能の舞台が開かれました。
清康はもちろん、叔父で後見人の信定やその他大勢の家臣たちも鑑賞することになりました。

このとき、落合嘉兵衛という身分の低い家来が、間違えて信定の席へ座ってしまいました(なんで間違えるかなあ)。
当然、信定がとがめたのですが‥落合は軽く受け答え、かえって信定をやりこめてしまったのです!

当然、清康はこの部下を罰し、叔父さんに謝る‥はずなのですが。

このことを知った清康は、なんと落合を褒めて、禄高が四貫文だったのを五貫文加えて九貫文に取り立てた、といいます。

清康、ひっっどーい!‥
確かに松平の跡目をめぐって、叔父さんとはしっくり行ってないですよ。でも、でも。
これではいじめを助長しているようなもんではないですか。
信定叔父さんにうらまれて当然ですよ‥ていうか、よく我慢したなあ叔父さん(まあ、本家の家臣をいきなり斬るわけにはいかないでしょうけど‥)。

もっとも、この本にも「三河物語は主家の先祖松平とその家臣褒めようとしているのだから、多少はオーバーに書いてあるとは思うが」とは書いてありましたが、本当のところはどうなのでしょう。

あるいは‥
清康にも意地があって、ここで叔父さんに遠慮して部下を罰したらそれこそなめられる、と思ったのかもしれません。いくら叔父御でも分家筋。ここは主家が絶対なのだと知らしめておこう、(それにしても褒美までやらんでも‥と思うのですが、何か事情でもあったのだろうか)。

もちろん「風は山河より」ではこのエピソードは見事に無視されております(^^)。そりゃあキャラが破綻してしまうからなあ‥。

孔としては「風は山河~」の、叔父様からの憎しみも軽く受け流してしまうサワヤカ清康も、こんなふうに対決する気満々なダーク清康も両方好きなのですが‥。
みなさんはどうですか?

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